アタック・ディフェンス


ディフェンス

 ボールキャリアとの間合いを仲間と連携して詰め、走路を限定しタックルによって前進を止め敵ボールを獲得する。

  1. 立ち位置・・・オフサイドライン(スクラム・ラインアウト・ペナルティ)を意識(アシスタントレフリー)する。
  2. 間合いを詰める・・・相手がスピードに乗らぬ様。オフサイドの解消(キャッチ・パス・タッチ)を確認後、仲間と連携して前進する。
  3. 走路の限定・・・内から外を基本としギャップができないよう意識(挟む・囲う) して。
  4. タックル・・・1人目は腰から下を狙い前進を止める。2人目以降はボールの獲得(ピックアップ・オーバー)を援護する。
  5. タックルについて・・・相手の足元にしっかり踏込みながら肩、胸、頬を相手に密着させ、腕でしっかりバインドし足を使って押込む。
  6. 素早く立上りボールを獲得する。

※ タックルは痛くて怖いもの・・・成功体験が一番、そのため練習は集中できるよう、回数を少なくバリエーションを多く基本から実践的なものまで行い、紅白戦ではタックルできる子供の方が多い状況にしていく。子供は見て覚えるケースが多い様である。上手にできたプレーを分析して簡潔に周知していくことも大切。


★安全で、一番強力なタックル姿勢 (上田昭夫氏 Rugby Navigate より)

  1. 相撲の立合い(飛行機が離陸するような)の姿勢で、頭・肩・背中が一直線になった状態で、身体を下から上に突き上げる。
    1. 頭・肩・背中が一直線になった(首を縮めた)状態・・・Shrug(シュラッグ)
    2. 首を縮めて頭・肩・背中を一つの塊にする。
    3. 背中を真っ直ぐにする。丸まらないこと。
  2. タックルする肩と同じ側の足を相手の足元に深く踏み込む。
    1. タックルする肩と同じ側の足・・・Power Foot(パワーフット)
    2. なるべく相手に近く、深く(相手の両足の間)踏み込む。
  3. 視線を逸らさず、逆ヘッド(踏み込んだ足と逆側の肩)にならないように頭を安全な位置にもっていき自分の肩から胸にかかるところで相手にヒット。
    1. 視線を逸らさず・・・Eye Position(下を見ないで前を見る) *頭が上がった状態でタックルするケースが最も多く、危険である。
    2. 相手にヒット・・・肩の一番強い上の部分でヒット。
  4. 両手でしっかりバインド(掴み)し、レッグドライブ(進んで)で相手を押し倒す。
    1. 相手が倒れない場合は、ヒットした肩と逆側の手で相手の足を持ち上げ、片足にして押し倒す。
  5. 素早く立ち上がり、タックルして倒した相手がリリースしたボールに働きかけ、ボールの争奪に参加する。
    1. タックラーは、直ちに起き上がる癖をつける。

これが正しいタックルの基本である。ラグビーは相手を倒すことができるスポーツでもある。この基本を習得するためには、毎回自然にこの姿勢ができるまで根気よく反復練習が必要。指導者は、選手をうまくすること以前に、まず安全の確保からすべきである。


アタック
 ミニラグビーでは大人に比べ個人の身体能力差によるトライが多く見られる。(低年齢のところが特に)これでは本当の楽しさがわからない。子供達がラグビーの楽しさを知るためには、ボールの継続(つなぎ)を体感するのが近道。自分たちでどの様な攻撃がいいか考えてプレーできるようになると、チームワークもでき楽しさが倍増するはず、そのためにルールの理解と基礎スキルの習得が必要。

ボールの継続・・・コンタクト後ターン手渡し◎・パス(短い◎遠い×)・モール(姿勢の習得)・ラック(姿勢とルール)ツクバリアンズJrではヒット後の手渡し又は短いパスによる継なぎが得意、走り込んでもらえると尚よい。ボールキャリアが仲間への意識をもって継ないでいくこと、廻りのプレーヤーはフォローとコーリングが必要となる。
ダメな例: ボールキャリアになっても周りが見れない(仲間を意識しない)⇒タックルされるまで離さない 結果ターンオーバー。

ルール・・・ラック・モールの成立、オフサイド、オフザゲート、ラインアウトなどの理解・・・練習時に繰り返し確認。理解してない子が多いので。

練習方法・・・グリッド内での1対2、2対2、3対3等で実践に近い形で体験し理解してもらう。